祝新横浜線開通!子連れおでかけレポート

祝!新横浜線開通!子連れお出かけレポート

東急新横浜線が開通してどう変わった?子どもと一緒に新しい駅と周辺の地域を取材しました!

はじめに

2023年3月に相鉄西谷駅と新横浜駅をつなぐ「相鉄新横浜線」と新横浜駅と東急日吉駅をつなぐ「東急新横浜線」が開通しました。そして相鉄・東急新横浜駅東急新綱島駅が新たに開業、新綱島は駅ビルやバス乗降場が新設されるなど新横浜&綱島エリアが大きく変わりました。

新しい駅で気になることは?ココマップ編集メンバーに聞いたところこんな意見があがりました。

  • 子連れでの移動のしやすさ
  • おむつ替えや授乳できる場所があるか
  • 駅周辺の新しいおでかけスポット
  • これからの街の移り変わり

そこで今回、編集メンバーが「子どもと新横浜線ツアー」を決行♪その様子をレポートします!

もくじ

子連れおでかけレポート(1)東急新横浜駅

子連れおでかけレポート(2)東急新綱島駅

お話を聞きました!~綱島地区のこれから~(綱島地区連合自治会長 佐藤誠三さん)

新線で行けるおでかけスポット紹介

子連れおでかけレポート(1)東急新横浜駅

子連れのおでかけで気になるのはベビーカーでの移動。東急新横浜駅の改札は地下1階なので、まずは地上と地下をつなぐエレベーターについて調べてみました。

エレベーターがある出口は

地上と改札階をつなぐエレベーターは6か所ありました。

横浜市2022年12月記者発表資料より。2024年1月時点は出口9は利用可出口10のエスカレーターと階段は工事中

① JR横浜駅から東急新横浜駅へ

まずは東海道新幹線・横浜線が通るJR新横浜駅からのベビーカー移動をレポート!JR改札からバスのりば方面へ、歩行者デッキへあがるエレベーターに乗ります。このエレベーターはベビーカーが2台並んでも余裕の広さでした。

デッキの先に「東急新横浜線」の表示を発見!覗いてみると、こちらはエスカレーターでの出入口(出口5A)でした。

エレベーター(出口5B)は出口5Aより手前を右に曲がった別の場所にありました。地下へ降りると東急新横浜駅「南改札B」のすぐ正面に出ました。

② 東急新横浜駅から日産スタジアム・横浜労災病院方面

今度は地下から地上(日産スタジアム・横浜労災病院方面)へ向かってみました。東急新横浜駅「南改札A」を出て左へ地下通路を進むと、出口9、10があります。出口9より出口10のほうがより日産スタジアムに近い位置にありました。

地下通路に新横浜駅行政サービスコーナーがありました!

③ 東急新横浜駅から横浜アリーナ方面へ

次に地下から横浜アリーナ方面へ。東急新横浜駅「北改札」側に新しくできた出口7から出ました。地上に出て左に直進すると横浜アリーナがあります。

④ 東急新横浜駅から駅前広場へ

地下から駅前広場へ出るエレベーターにも乗ってみました。東急新横浜駅「南改札A」から右へ直進して市営地下鉄「中央改札」の右奥にあるエレベーター(出口3)です。地下通路の奥まった場所にあるので穴場かも?

⑤ 【キュービックプラザ】のエレベーターもおすすめ!

駅ビル・キュービックプラザ新横浜のエレベーターも地下改札階とつながっています。市営地下鉄「JR方面改札」のすぐ正面にエレベーターホールがあります。

このエレベーターではJR改札階にも直接行けるので、地下からJR改札まで雨にぬれずに移動できます!キュービックプラザには6階に設置型ベビーケアルーム「mamaro」(授乳、おむつ替え、離乳食利用)、3階に授乳コーナー・おむつ替えベビーベッド・給湯器があります。

改札~ホーム階をレポート

いよいよ東急新横浜線の改札の中へ!ホームへ行くエレベーターは南改札側にしかないので、南改札から駅に入ります。

改札の内側に多目的トイレが2か所と男子トイレ・女子トイレどちらもおむつ替え台あり(個室内)。ホームエレベーターに近い車両は「6号車(10両編成は7号車)」でした。

ホームと電車のすきまは広すぎず、ベビーカーでも問題なく乗れましたが小さい子どもと手をつないで乗るときは落ちないように要注意です。

子連れお出かけレポート(2)東急新綱島駅

新しくできた新綱島駅とその周辺を子連れで探索してみました!

改札~ホーム階をレポート

新綱島駅の改札は一か所。改札の中にとってもきれいなモニュメント(デザインウォール)がありました。鶴見川と綱島名産の桃をイメージしているそうです。

改札階に多目的トイレが2か所と男子トイレ・女子トイレどちらもおむつ替え台があり(個室内)。ホームエレベーターに近い車両は「4号車(10両編成は5号車)」でした。

エレベーターがある出口は

地上行きエレベーターは一か所で改札のすぐ横にありました。地上へ上がるとバス乗降場の横(屋外)に出ることができました。


徒歩の出口は、北口・南口・区民文化センター口の三か所があります。南口方面のエスカレーターの途中階に区民文化センター口があり、駅ビル「新綱島スクエア」のエレベーターに乗ることができました。(このエレベーターでは改札階には行けません。残念)

新綱島駅周辺を歩いてみました!

新綱島駅から「どろっぷサテライト」へ

港北区地域子育て支援拠点「どろっぷサテライト」まで歩いてみました!バス乗降場から北へ直進して、横断歩道を渡り右へ進みます。道なりに歩いて明日葉保育園を通り過ぎるとどろっぷサテライトです。駅から6~7分ほどでした。フラットな歩道が続くのでベビーカーでも楽に移動できました!

駅周辺の駐輪場

バス乗降場の近くに地下駐輪場を発見(収容台数504台、定期利用のみ)。自転車は自動で地下へ運ばれていくそう、なんだかSFっぽい!駅南側に一時利用できる平面駐輪場もありました。

新綱島スクエア」の駐輪場は148台収容(2hまで無料、以降上段8h・下段12hごとに100円)。入り口からは見えにくいですが、建物の中まで停められて平日午前中でも余裕がありました。

新綱島駅から綱島駅への移動ルート

2023年12月23日から綱島駅発着のバスのうち約半数が新綱島駅前発着に変わりました。バスのりばが変わったことで新綱島駅⇔綱島駅を行き来する機会も増えるのでは?ということで、綱島駅をよく利用する編集メンバーDが考えた新綱島駅から綱島駅への「ベビーカーでのおすすめ移動ルート」を紹介します!

(国土地理院地図をもとに作成)

①新綱島駅のエレベーターを降りて左へ進み綱島街道へ

②綱島交差点の横断歩道を渡って右へ(直進することもできますが、歩道が狭いのでベビーカーでの移動は難あり)


③綱島街道に沿って歩道を進む

④中華料理屋さんの角を左へ

⑤道なりに進むと正面に綱島駅が見える

こちらはあくまで2024年3月現在の移動ルート。綱島駅東口周辺の再開発が完了すればもっとスムーズに移動できるようになるようです(詳しい計画はこちらでご紹介しています!)

駅直結・港北区民文化センター「ミズキーホール」

「新綱島スクエア」4階・5階に港北区民文化センター「ミズキーホール」がオープンします!(2024年3月24日)ミズキーホールは新綱島駅直結・約400人収容の大ホールをそなえた文化芸術活動・発信拠点です。

ミズキーホールへは、新綱島スクエア内エレベーターで行くことができました。4階が受付、5階へは大ホールのイベント開催時のみ行くことができます。4階・5階それぞれに授乳室あり。4階の授乳室は誰でも使わせてもらえるそうです。室内に調乳用のお湯もありました。

♪イベント情報♪
開館記念『0歳からのコンサート』開催!
日時:3月25日(月)11時開演
料金:大人1,000円、小学生以下無料

他にも開館に合わせたオープニングイベントが多数開催予定です。綱島に住んでいる方もそうでない方もぜひ遊びに行ってみてください♪

0歳からのコンサート

編集メンバーより(1歳2か月の子どもと参加)

普段出かける時は車での移動が多く、もともと電車に乗る機会が少ない生活をしていました。出産してベビーカーでの移動が多くなり、気持ち的にも電車移動へのハードルが上がり、最近は電車になるべく乗らないように生活していました。

今回、ココマップ編集メンバーの先輩ママたちと一緒に電車に乗れる良い機会なのでチャレンジしてみました。実際に電車で移動してみると、駅のエレベーターの位置やトイレの位置など、ひとりの時には意識しなかったことを考えて行動しないといけなかったりして、ベビーカー移動は思った以上に時間がかかるんだなと感じました。
でも一度電車を使って移動してみると、どの移動方法がスムーズかなど分かるので、今回体験できて今まであった不安や抵抗感は少なくなったと思います。

特に新しい駅はエレベーター内が広い作りになっていて、ベビーカーでも移動しやすくなっていていいなと感じました。
平日は人出も少ないので、機会があれば短い距離から電車でもまたお出かけしたいと思います。(編集メンバーH)

お話を聞きました!

綱島地区連合自治会長 佐藤誠三さん


綱島の街を長年見守ってきた佐藤さんに、新綱島駅開設工事の様子や、駅周辺の移り変わりを資料を拝見しながら詳しく教えていただきました。

綱島の街について

『綱島は港北区の中でも坂が少なく平坦で年配の人も子連れの人も暮らしやすい場所。新横浜線が開通して新幹線へのアクセスもよくなり(新横浜まで約5分!)、ますます魅力的になりました。
新しいバス乗降場ができて綱島駅発着のバスの約半数が新綱島駅に移動しました。バス停が分散されたことで、今後周辺道路の交通渋滞の解消につながると思います。

駅直結の「新綱島スクエア」にできた「ミズキーホール」は文化芸術の発信拠点。3月開業予定の「新水ビル」とは2階の連絡通路で行き来することができます。』

これからの街の変化

『今度は綱島駅東口の再開発がはじまります。駅と綱島街道の間のエリアに新しいビルが計画されていて新綱島駅の2つのビル(新綱島スクエア・新水ビル)と新しいビルとが歩行者デッキ(綱島街道横断デッキ)でつながる予定(※)。同時に周辺道路の拡張も計画中で、地上での移動も快適になると思います。』

※令和10年頃事業完了予定。横浜市ホームページ「綱島東口地区まちづくりニュース」第9号より

お話を聞いて

綱島駅周辺は道幅の狭さや交通渋滞などいくつかの課題を長年抱えていたそうです。新綱島駅整備をきっかけに新駅周辺だけでなく綱島駅東口も含めた大規模な再開発が動き出したそうです。
新水ビルの北側は「中央通り」という車両が入らない歩行者専用の道ができて、地域のイベントや商店会の催しができるスペースになるそうです。

これからもっともっと便利で住みやすい街に変わっていく綱島駅周辺、佐藤さんのお話を聞いて楽しみになりました!

新線で行けるお出かけスポット

相鉄・東急新横浜線が開通して約半年、ココマップ編集メンバーからは、「子どもが電車好きなのでよく利用する」「帰省で新幹線に乗るときに利用した」「まだ乗ったことがない」などの声がありました。実際、どんなふうに便利になったんだろう?相鉄線への直通運転を利用して少し足を延ばせばどんなお出かけしたいスポットがあるかな?と探してみました!

◇「日本貨物鉄道 横浜羽沢駅」(最寄り駅:羽沢横浜国大駅)

相鉄新横浜線の電車を降りると「新宿」行きの表示が目に入り、羽沢横浜国大駅にはJRも走ることを思い出しました。

羽沢横浜国大駅には「横浜羽沢駅」というレアな貨物列車の駅があり、駅からすぐの羽沢跨線人道橋の下に広がっています。エレベーターがありベビーカーでも安心。コンテナを運ぶ働く車を見ることができ、線路が何本もあり圧巻です。電車好きのお子さんは喜んでくれそう。ただしっかりとしたフェンスがあるので少し見づらいかも。

この日は貨物列車は見られませんでしたが、新しい発見ができて楽しかったです。

◇こども自然公園(最寄り駅:二俣川駅)

広大な公園で斜面を利用した大きなアスレチックがあります。お散歩するだけでも広くて楽しいです。

予約が必要ですが小動物とのふれあいができる万騎が原ちびっこ動物園もあります。二俣川からは15分ほど歩きますが歩道があるので安心です。またバスも利用できます。

こども自然公園(横浜市旭区大池町65-1)
相鉄線「二俣川駅」 徒歩15分

◇帷子川(かたびら)親水緑道(最寄り駅:鶴ヶ峰駅)

駅から徒歩で行ける距離にあり、遊歩道のほか小さな吊り橋があり、川遊びもできるそうです。(入口はベビーカーだと遠回りになるとのこと)この夏ぜひ行ってみたいです。

◇大和市立図書館(最寄り駅:大和駅)

とても規模の大きい図書館で、遊んで学べる「大和こどもの国」が併設されているそうです。有料施設もありますが図書館で本を読むだけでなく遊べるなんて興味津々です。
大和市立図書館 (大和市大和南一丁目8-1) 相鉄線「大和駅」徒歩3分

まもなく春がやってきますね!暖かくなってお出かけもしやすくなる季節なのでみなさんもいかがでしょうか。

ココマップは赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。

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