気になる子どもの成長

気になる子どもの成長、みんなどうしてる?

ウチはまだおしゃべりできないのに、同月齢の子は「ママ」って言ってるなぁって思ったり、ウチはまだ歩けないのにあの子はもう歩いてる!って気になったり、我が子の成長を喜ぶと同時に気になることも増えてきますよね。
そこで、ココマップ編集メンバーの子どもの成長に関して気になったことや体験談をご紹介します。

子どもの成長で気になったこと

気になるなぁと思って・・・

  • 元気がよすぎるので1歳半健診より前に、区の育児相談に相談をした。
  • 少し斜視っぽい気がしたので眼科に行ったが、特に異常は見られないと言われた。お医者さんに写真や動画で実際に症状が出ている様子を撮影しておいたのを見せることができればよかったと思った。
  • 歯並びが気になったので、歯科で矯正について相談したら、治療するのは永久歯がはえてからでいいと言われた。※矯正の治療時期や方法は歯科医によって異なります。
  • 1歳半になっても歩かなかったので、大学病院の発達専門科に行ったが、“性格”だと言われた。その後普通に歩くようになったが、何でもスローペースな子なのだと思う。
  • 2歳になってもしゃべらない。同年齢の子どもはしゃべっているので気になる。「お姉ちゃんがその子の代わりにしゃべってしまうので、それが原因ではないか。」そう言われても、どうしたらいいのか対応に困っている。
  • 上の子のときは何でも気になって医療行為が必要じゃないかと思うことがよくあり、その都度病院に行ったが、何でもないと言われることが多かったので、下の子はあまり気にしないことにした。
  • 目のことでも耳のことでもかかりつけの小児科医に一度相談するのもいいと思う。大きな病院の専門につないでくれることもある。
  • 専門医の診断はさすがだと思う。専門医に診てもらうことも大切。心配だったら怖がらずに一度専門医に診てもらうのもいい。
  • セカンドオピニオンなどが必要だと感じたら、複数の医師・専門家に相談するといいと思う。

健診で

  • 同じ生年月日の同性の男の子はすごく言葉が早かったが、自分の子どもはしゃべらないので気になったが、健診で半年くらいの成長の差があると言われた。
  • 1歳半健診で歯の指導を受け、半年間福祉保健センターの乳幼児歯科相談に通った。『歯磨きをきちんとさせていないダメな親』と感じて落ち込んでいたが、「ここに通えば虫歯にならずにすむから、ラッキーと思えばいいのよ。」と言われて、とても救われた。無料で歯科健診してもらえるし、子どもの扱いに慣れた先生なので、子どもが泣いても手早く診察してもらえ、いいことづくしだった。
  • 3歳児健診で言葉が遅いと言われた。上の子もそうだったので、気にしていなかったが、健診のときに心配だったら連絡するようにと、連絡先を教えてくれた。幼稚園に通うようになったら、しゃべるようになった。
  • 4歳児になっても食べるときに歩き回りじっと座って食べられなかったので、栄養相談のときに相談したら、栄養士の方(保健師や 医師ではなく)に栄養のことを気にするより、まずはじっと座って食べられるように言い聞かせた方がいいと言われ、ショックを受けた。でも、幼稚園児の今は、みんなと一緒に座って食べられてます♪
  • 市外から転入してきたママは、港北区の健診はとても丁寧で親身に相談に乗ってもらえると感じました!

ココマップ編集メンバーの半数が健診で要観察と診断され、その後保健師さんから電話がかかってきたことがありました。意外と多いですね。
その時は指摘を受けたことがすごく心配になるものですが、「安心のために保健師さんが定期連絡をくれる」というふうに思うと気持ちが楽になるのではないでしょうか。

予防接種について

予防接種には、接種対象年齢に相当する方が無料で受けることができる「定期予防接種」とそれ以外の予防接種「任意予防接種」(費用自己負担)があります。
ココマップ編集メンバーに予防接種の接種状況について聞いてみました。

  • 横浜市から無料券がもらえる「定期予防接種」を受けさせていないメンバーもいる。
  • ほとんどのメンバーが子どもに「任意予防接種」(インフルエンザ・ロタウイルスなど)を一度は受けさせたことがある。
  • 以前は「任意予防接種」を受けさせたが、今は受けさせていないというメンバーにその理由を聞いたところ・・・
    • 予防接種を受けたのに病気になったという話を聞いたから。
    • 他の病気が移るかもしれないので、病院に行きたくないから。
    • 病気になって抗体を作った方がいいと思っているから。
    • 子どもが言葉で病状などを伝えられるようになってから受けなくなった。
    • インフルエンザ以外は受けている。インフルエンザの予防接種を受けたのにかかってしまったことがあるため、発症後すぐに薬を処方してもらうと症状が軽くてすむので、予防接種を受けても受けなくても同じだと思ったから。

以上のような意見がありました。

最終的に予防接種を受けるかどうかを決めるのは保護者の判断になりますが、
心配なことがあったり、受けるかどうか迷ったときは一人で抱えず、
かかりつけ医に相談しましょう♪

※横浜市の予防接種についてのホームページはこちら

リハビリテーションセンター&入院体験談

実際に健診で要治療と言われたら、「どうしよう・・・」と不安になりますよね。
ココマップ編集メンバーにも子どもが入院したり、リハビリテーションセンターに通って治療した経験がある人たちがいますので、実際にどんな様子だったかを聞いてみました。

川崎病で入院 (Mさん)

次男が幼稚園児のとき、高熱が4日ほど続いたので近所の病院へ。地域医療支援病院への紹介状が出され、翌日紹介状を持って指定病院へ。
レントゲン撮影をしたものの病名が確定できず、薬を処方され家に帰りましたが、その後3日ほど39度近い熱が続きました。
地域医療支援病院を再受診したものの、その段階ではまだ病名が確定できず再び家へ帰りました。
翌日、両手足がパンパンに腫れたので、再び病院へ。血液検査の結果が思いのほか悪かったため、即入院。息子は4人部屋だったので、6歳女児、3か月男児、1歳半位の女児と同室。
入院翌日もまだ自力で歩けなかったため、左手で重い息子を抱き、右手で点滴を押しながらトイレに連れて行かなければならず、ホントにたいへんでした。
入院手続きや入院準備、さらに長男を実家に預ける準備もしなければならなかったので、大泣きする息子を夫に任せ、一旦家へ。
息子はその日のうちに、足首から先の腫れがかなり引き、午後からはトイレへ歩行可能に。
この様子で全身の炎症が治まれば退院の目処は3日位でつくと言われました。入院予定日数は6~8日だけれど、もし治まらなかったら、最長1か月と言われ、真っ青!
エコー検査は夫に抱えられての検査、採血検査は縛り付けられた状態だったので、検査の度に息子号泣。
入院3日目でやっと川崎病と診断されました。
入院生活は7日目で無事終了。
土日は夫に代わってもらいちょっと実家に行ったりできたものの、私も息子と入院生活を共にしたので、夜中でも構わずラッパを吹いたり泣き叫ぶ子がいたり、ゆっくり眠ることもできなかったので、できれば入院生活はもうしたくないなと・・・。
でも、一番辛かったのは息子なので、よくがんばりました!

健診→リハビリテーションセンター (Sさん)

現在年少児(4歳)の娘が3歳児健診の時に発達の遅れを指摘されました。
言葉の遅れは私も主人も気にはなっていたものの、「発達の遅れ」と結び付けてはいませんでした。
上の子(男の子)も言葉の遅れを3歳児健診の時に指摘されましたが、健診から数ヶ月後にはたくさんおしゃべりができるようになったので、娘もきっとそのようになるのだろうとむしろ楽観的に考えていました。

その後娘は、保健センターから紹介された横浜市総合リハビリテーションセンター(以降、リハビリテーションセンター)で診察を受け、言葉の遅れだけではなく、様々な成長がゆっくりであることが判明しました。
幼稚園に入園後もリハビリテーションセンターでの集団療育に参加したり、定期的に医師の診察や心理士による面談によって様々なアドバイスが受けられるので、リハビリテーションセンターを紹介していただき良かったと思っています。

発達の遅れを指摘された時は、なかなか認められず、リハビリテーションセンターへ行くのも躊躇していましたが、後々後悔するくらいなら受診してみようと思い、今は本当に良かったと感じています。

リハビリテーションセンターから通級教室へ (Nさん)

息子の滑舌の悪さに気づいたのは、3歳ごろ。『か行』『た行』の発音が同じでした。
3歳児健診では、様子をみることになりましたが、あまり変化はありませんでした。
入園と同時に、幼稚園の担任の先生には
「親は耳が慣れて、子どもの言葉を理解できてしまうので、先生が聞いて聞き取りにくいことがあったら教えてください。」
と伝えていました。
2学期の面談で、先生から聞き取りにくいと聞き、すぐにリハビリテーションセンターへ連絡しました。
年中児になってから、耳鼻科、聴力検査、ことばの理解のテストなどを受け、『構音障害』と診断名をもらいました。
本格的な治療が始まったのは、年長児になってからで、週に一度、幼稚園を早退してリハビリテーションセンターへ通いました。
習い事をしているお友達が幼稚園を早退するのを羨ましがっていたので、本人は喜んで通っていましたが、親としてホッとしたのを覚えています。
リハビリテーションセンターでは、担当の先生と机を挟んで向かい合い、アイスの棒のようなもので、息子の舌を押さえながら発音を繰り返します。
治療が嫌にならないように、合間にスタンプを選んで押したり、カルタやゲームをしたり、息子が楽しめるよう工夫してくださいました。
就学前に発音を治すことができなかったので、その後は通級教室へ通うことになりました。

*通級教室はこんなところ*

未就学児までは、リハビリテーションセンターへ通っていましたが、就学すると通級教室になり、近くの通級教室のある学校へ通うことになります。
息子の場合は、ことばの通級でしたので、近くの小学校のきこえとことばの教室へ週一度通うことになりました。
在籍校で授業を受け、教室まで保護者が迎えに行き、そこからバスや電車などで通級のある小学校へ行きます。
抜けた分の授業は、家で補う形になりますが、通級で受けた授業は在籍校の単位としてもらえます。
通級での授業内容は、その子に応じて異なると思いますが、息子の場合は担当の先生と1対1の指導で、息の吐き方などを練習するために、風船を膨らませたり、息を吹いて進むオモチャを作り、先生と競い合ったり、ゲームをしたりしていました。
授業が終わってからの30分は、先生と保護者とで最近の様子を話したり、相談できる時間でした。
在籍校の先生と通級の先生、そして保護者とで連絡を取り合えるノートがあり、連携して支援を受けられるので安心でした。

在籍校の先生と通級の先生、保護者との連絡ノート
在籍校の先生と通級の先生、保護者との連絡ノート

通級教室では、年に何度か保護者会や講演会があります。保護者会では、同じ悩みを持った方と共感したり、解決できる方法を意見し合ったり、講演会では、さまざまな障害を持った方の話を聞くことができました。そのなかで、親の関わり方などを学び、肩の力を抜いた子育てができるようになったような気がします。

子どもが入院することになったり、リハビリテーションセンターに通うように言われると、すごく不安になりますよね。でも、決して一人で悩まず、ぜひ「横浜子育てパートナー」に相談してみてください。
「横浜子育てパートナー」は港北区地域子育て支援拠点どろっぷにいる子育て相談専任スタッフです。
電話相談や個室での相談、ひろばで子どもを遊ばせながらの相談もできます。

ココマップは赤い羽根共同募金の配分金により作成されています。

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