野毛山動物園編はこちら【行ってきました!リニューアルした野毛山エリア ~野毛山動物園編~】
今回、お出かけ企画の訪問先はリニューアルした野毛山エリア!編集会議でも度々話題となり、ココマップ編集メンバー(以下編集メンバー)も気になっているスポット、「のげやま子ども図書館(おやこフロア)」(西区老松町1番地)を特別取材させていただきました!!
※館内は撮影禁止です。許可を得て撮影・取材をしています。
のげやま子ども図書館(おやこフロア)
「おやこフロア」って…?
のげやまインクルーシブ構想プロジェクトの一つとして位置付けられた「のげやま子ども図書館」。その中で2025年に新しくできた未就学児のお子さんと保護者のための空間が今回ご紹介する「おやこフロア」です。利用対象者は未就学児とその保護者で、きょうだいの同伴も可能です。

野毛山動物園を出て、坂道を下って向かいます。ゆっくり歩いても10分もかからず到着しました。

市立図書館の施設なので入場は無料、外にベビーカー置場もありますが、ベビーカーのまま入館できるのが嬉しいポイント!

おやこフロアは、大きく4つのエリアに分かれています。
1.赤ちゃんエリア
2.三角テント
3.飲食エリア
4.トイレ・授乳室
それぞれ、実際に利用して感じたポイントとあわせてご紹介します。
①赤ちゃんエリア



(※ボードブック写真)
靴を脱いで、のびのびハイハイできるスペース。
乳幼児向けの絵本も豊富に用意されていて、全ページが厚紙で作られている「ボードブック」(※写真参照)の絵本があるのも安心。
天井にはプロジェクター映像が流れていて、寝転んだ赤ちゃんも楽しめる工夫がありました。
②三角テント



三角テントの下に潜ったり、ハンモックでリラックスしながら本を読んだり、傾斜のついた坂でハイハイを楽しんだり…
子どもたちが思い思いに絵本と触れあえる空間です。
AIによる絵本検索のためのシステム「ぴたりえタッチ」(※)もあり、自分にぴったりの絵本を探せます。
検索結果は印刷して持ち帰ることもできるので、思い出にもなりますね。
※「ぴたりえタッチ」とは…?
ロボットのSota(ソータ)くんの案内で質問に答えていくと、おすすめの本をAIが教えてくれるシステムです。実際に編集メンバーの子どもが試してみたところ、とても興味津々でぴったりの本を探してもらえました!
③飲食エリア

持ち込んだ離乳食やお弁当を食べられるスペース。
子ども用ハイチェアも完備されています。
電子レンジはありません。
大きめのロッカーもあるので、荷物を入れて身軽に本を楽しめるのも嬉しいポイント!(貴重品は各自管理しましょう。)
掲示板には中央図書館のある西区と、隣接する区で開催されるイベントのチラシが貼ってありました。
地域のイベントや子育てに関する情報を入手できるのは、子育て中の保護者にとってとてもありがたいですね。
④トイレ・授乳室

授乳室はカームダウンスペースを兼ねています。授乳をしたいときや、気持ちを落ち着けたいときにも利用できる静かで優しい空間です。
おむつ交換スペースは薄いカーテンで仕切られていて、外からも様子が見える設計にすることで、パパも利用しやすい工夫になっているそう。

さらに、調乳機や液体ミルク・紙おむつなどが購入できる自動販売機もあり、いざという時にも心強い!


親子トイレには子ども用の便器もあります。ベビーカーのまま入れる広さも嬉しいポイント!

安心してくつろげる環境が整っているので、親子でゆったりとした時間を楽しめます!

のげやま子ども図書館「おやこフロア」インタビュー
「おやこフロア」について横浜市教育委員会事務局中央図書館サービス課係長の真栄田さん、司書の伊藤さんにお話を伺いました!!
「2025年4月22日に未就学児と保護者のためのフロアとしてオープンしました。フロア内にはロングセラーを中心とした乳幼児向けの絵本があり、その他に、親御さんにむけた離乳食の本や育児について書かれた本も置いてあります。本館にも同様の本が置かれていますが、おやこフロア内にも置くことでお子さんの本と一緒に借りられるようになっています。
リニューアルに際し、事前に子育て世帯の方へアンケートを実施しました。靴を脱いでくつろぎたいという声をうけて、赤ちゃんエリアと三角テントはカーペット張りにし、靴を脱いで利用するエリアとしました。実際にオープンしてみると、本を取りに行くためにまた靴を履かなければならないという手間がかかることがわかり、赤ちゃんエリアにも本を置いて、その場で完結できるように工夫しました。」
ココマップメンバーの声
お話を伺う中で、0歳児から図書館カードが作れること、横浜市内は図書館カードが共通であり市立図書館であればどこでも借りられ、どこでも返せること、借りられる本が2022年から1人10冊に増えたことなど今まで知らなかった情報も多く教えていただきました!
さらに、編集メンバーから出た質問にお答えいただきました!!
Q1.利用の多い年齢、人気の時間帯は??
A.午前中は0歳~2歳のお子さんが多く、午後になると幼稚園帰りの3~6歳のお子さん連れが増えます。土日はご家族で来館される方が多いです。
Q2.混雑時、入場制限等の対応はありますか?
A.制限は特に設けていません。土日は利用人数が多いので心配もありましたが、オープンから8ヶ月以上たち、混乱などもなく過ごしていただいています。
Q3.乳幼児や子ども向けのプログラムで力を入れていることはありますか?
A.おはなし会を開催しています。0歳からでも楽しんでもらえるようにわらべうたなどを取り入れ、小さなお子さんでも楽しめる工夫をしています。0歳だからまだ早い…と思われがちですが、わらべうたは心地よいリズムと音を楽しむことができ、ことばの土台ができるので、早い時期から親しんでもらいたいです。
Q4.子ども連れのご家族への伝えたいことは?
A.自由に過ごしていい場所と思っていただけたら。飲食エリアでの飲食も可能で、授乳室やおむつ替えスペースが完備されているので、ふらっと立ち寄っていただくことも可能です。平日は、利用者さん同士が徐々に顔見知りになったりしている様子もみられます。また、司書が常にいるので本の相談はいつでもどうぞ。
Q5.野毛山動物園と中央図書館の連携はありますか?
A.野毛山動物園のなかよし広場に図書館職員が選んだ動物の本が置いてあります。また、合同でスタンプラリーなどのイベントを実施しました(2025年12月終了)。今後も合同で楽しいイベントができたらいいなと思っています。
Q6.同じ本が複数冊おいてあるようですが何か意図はあるのですか?
A.乳幼児向けの絵本をオープン当初は約1800冊そろえましたが、貸出中の本が多く、棚の空きが目立つほどになった為、現在は約3700冊まで増やしました。特に子どもに人気の長く読み継がれてきた本は、なるべく多くの方が借りられるよう冊数を多く取り揃えています。(蔵書数は2025年10月の情報です)
Q7.現在行われている取り組みや今後について教えてください!
西区の地域子育て支援拠点スマイル・ポートから子育てパートナーさんがいらして相談会を実施しています。とても好評で、いらした相談者さん同士を繋いでくださることもあります。
また、のげやまインクルーシブ構想の一環としてはじまった野毛山エリアのリニューアルですが、今後は本館に「こどもフロア」を2027年にリニューアルオープンする予定ですので、学童期の利用者さんにも喜んでもらえるのではないかと思っています。

【中央図書館からお知らせ】
2025年12月から、毎週木曜日11時~12時の間に「図書館デビューDAY」が始まりました♪
お子さんのカード作成と写真撮影ができます。
通常、館内は撮影禁止ですが、この時だけは司書さんが選んだ本と一緒にお子さんの写真を撮ることが可能です。(2026年2月の情報です。詳細やお問合せ先は横浜市西区の公式ホームページをご覧ください)

ココマップメンバーの声
子連れて初めて図書館を訪れた時、少し緊張したことを覚えています。
このようなイベントがあると、足を運ぶきっかけになりますね!!
おわりに
今回の取材では、0歳のお子さん連れで初めて図書館デビューをした編集メンバーも!!
0歳はまだ早いと思い込んでいたけど、「このおやこフロアなら来られそう♪」と新たな発見があったよう。安心してくつろげる環境が整っているので、親子でゆったりとした時間を楽しめますよ!
インタビューで伺ったお話では、利用者さん同士で顔見知りになるなど、出会いの場でもあり、親子の居場所としての役割もあるのだと感じました。
今後、小学生以上向けのこどもフロアも新開設し、更なるリニューアルが楽しみな中央図書館。そして、みんなが安心して楽しく過ごせるよう変化していく野毛山エリア。訪れる度に新たな発見があるかもしれません。皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
港北区の図書館の情報はこちらで紹介しています!【本にふれよう】
