港北区での子育て2

港北区での子育て(2)防災・新しい街づくり

2019年度特集「メイド・イン・港北」では港北区の特産物をご紹介しました。
今年は【港北区での子育て】をテーマに、港北区でこれから子育てを始める方、港北区の新しい魅力を開拓したい方へ、おすすめ情報をご紹介します!

もしもに備えて・・・港北区の防災について知ろう

災害時の避難って?

災害時、安全が確保されている場合は、自宅にとどまる「自宅(在宅)避難」が推奨されています。災害に遭うと避難所に行くイメージがありますが、地域防災拠点は基本的に自宅が被災した方が一時的に身を寄せる場所とされています。
もちろん自宅が危険な場合は避難が必要です。感染予防の準備(マスク・アルコール消毒等)も忘れずに避難したいですね。

なお、自宅(在宅)避難となった場合、家庭で備蓄する量は“最低3日分”と言われています。ライフラインが止まっていることを想定すると「事前の備え」がより一層必要そうですね。

ご存じですか?港北区の水害

近年、台風や大雨の「水害」が増えているように感じます。港北区にはかつて「暴れ川」と呼ばれた「鶴見川」があり、水害にしっかり備える必要がありそうです。

2020年8月に「港北区 水害時の避難行動を考えよう」という冊子が発行されました。港北区HPでも掲載されており、ダウンロード・印刷も可能です。
ダウンロードはこちら

「港北区 水害時の避難行動を考えよう」冊子

港北区役所(1階正面入り口近く、または4階44番窓口)でも無償提供されています。
想定される水害・自宅の水害リスク・避難についてなどがわかりやく掲載されています。

冊子のなかの「マイ・タイムラインを作成しよう!」では、家族構成や生活環境に合わせて「いつ何をするのか」が警戒レベル別でまとめられているので、自分の住んでいる地域の状況を日ごろから把握しておき(洪水ハザードマップを確認するなど)、いざという時に自分と子どもの命を守る最善の行動が取れるよう準備したいですね。
マイ・タイムラインの作り方は、横浜市のホームページ「マイ・タイムライン(避難行動計画)」でも動画つきで詳しく紹介されています。

★施設で学ぼう★
港北区小机町にある鶴見川流域センターでは、遊水地や治水対策についての展示を見ることができます。また、子ども向けのおはなし会や体験型学習も行っています。
※2020年11月現在、各種催し・体験型学習は休止中。最新の情報は鶴見川流域センター公式HPにてご確認ください。

その他、防災情報の入手方法

スマートフォンでの防災情報の入手方法をいくつかご紹介します。

▽ 横浜市防災情報eメール
事前登録で自動配信されます。
登録方法:空メール送信 entry-yokohama@bousai-mail.jp

▽ 港北区防災情報アプリ
ハザードマップや防災ガイド、各防災情報リンクなどを開くことも可能です。
登録方法: Android / iOS

▽ わいわい防災マップ
災害が発生した場合に予想される様々な危険性・危険に備える情報が横浜市のHPに掲載されています
https://wwwm.city.yokohama.lg.jp/yokohama/Portal

▽ ツイッター
災害時の情報が配信されます。(事前にツイッターからフォローが必要)
横浜市総務局危機管理課 @yokohama_saigai
港北区 @yokohama_kohoku

その他にもyahooの防災アプリ(yahoo防災速報)などでも情報を入手することが可能です。

「港北区防災マップ」では主に地震に備える情報が、「港北区洪水ハザードマップ」も今年7月に新しく作成されていますので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

★紙面の情報もチェックしよう★
私自身、ハザードマップはスマートフォンの画面で確認したことはありましたが、紙面の地図で見るとよりわかりやすいと感じました。また実際に災害が発生した場合に、必ずスマートフォンが見られるとは限りませんね。あらゆる情報手段を持っておくことも大切ではないでしょうか。

紙のハザードマップは、港北区役所4階総務課 また横浜市庁舎3階市民情報センターで配布しています。

災害時の食事、どうしますか?

2019年の台風19号では鶴見川の水位が上がり、我が家も洪水などの被害が発生するか不安で、台風が近づく前に保存のきく食事の準備をしました。メニューは、 “おでん・おにぎり・ゆで卵”! 台風ではある程度事前の準備が可能ですので、できることは早めにしておきたいですね。

また「災害時 レシピ」で検索すると、クックパッドや市区町村ホームページに「火を使わない」「ビニール袋で作れる」などのレシピが掲載されています。

保存食も様々な種類が販売されていますが、普段の生活で作ってみるのもいざという時のためにいいのではないでしょうか。

港北区のこれから

毎年新年度になると、その年に港北区で行われる主な事業が発表されます。その中でも私たちに身近な情報をご紹介します!

1.宮内新横浜線開通

1998年から工事が行われていた宮内新横浜線(新吉田高田地区、新吉田地区)が2020年12月22日に先行して2車線で開通します。高田西一丁目から新吉田町までの道路ができたことで、高田駅前から新横浜までほぼ一直線でつながります。

2020年12月4日横浜市記者発表(PDF)

2020年3月30日から早渕川に架けられた「高吉橋」を歩行者のみ通行できるようになったため、高田西1丁目・高田東4丁目と新吉田東3丁目の行き来ができるようになりました。
そこから新吉田町まで一気に車で行けるようになります。将来的には下田町六丁目(川崎市界)までの道路ができる予定です。
高田、新吉田地区にお住まいの方にとってはとても便利になりますね。

新設された高吉橋
新設された高吉橋
新吉田東3丁目付近の様子
新吉田東3丁目付近の様子

2.新綱島駅(仮称)及び綱島駅東口再開発

東急東横線と相鉄線を接続する「相鉄・東急直通線」の工事に伴い、「新綱島駅(仮称)」の新設工事と綱島駅東口の再開発が進められています。新綱島駅前地区には駅直結の28階建てのビルが建設されます。高層棟と低層棟ができ、高層棟は商業施設と住宅、低層棟には区民文化センターができます。2023年竣工予定です。

3.箕輪小学校開校

港北区内26校目となる箕輪小学校が2020年4月に開校しました!

全国的にも小学校開校というのはとても珍しいことです。
港北区は毎年新生児が約3500人誕生していますが、その中でも特に日吉・綱島は子育て世帯の多い地区なので、小学校が新たにできました。

横浜市立箕輪小学校

箕輪小学校では地域の子育て家庭(未就学児のいるご家庭)に小学校のことを知ってもらいたいと箕輪小学校見学会「箕輪小学校ってどんなところ?」を開催しています。中休み(2時間目と3時間目の間の休み時間)に学校を見学して、校舎の中の様子だけでなく児童と先生方の関わりを見られます。2020年度は11月から2月まで月に1回見学会を開催しますが、その後も継続予定です。箕輪小学校に通うご家庭でなくても参加可能です。

★見学会に参加した編集メンバーの感想★

『印象的だったのは、低学年と高学年の教室が同じ階に割り当てられていたこと(1年生と6年生、2年生と5年生、など)。お互いによい影響を与えられるのではという試みだそうです。設備が新しいのはもちろんですが、港北区で育てたお米を給食で食べたり、地域との連携などさまざまな取り組みをしている学校だなと思いました。』

これからの港北区も楽しみですね!新たな発見もまだまだたくさんありそうです。

みなさんの身近でも「こんなことあるよ」という情報がありましたら、ぜひ 
「みんなからの情報」投稿フォーム に情報をお寄せください。お待ちしています!

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