はじめに
どんぐり拾いや昆虫採集、ザリガニ釣り…
自然の中には、子どもたちが大好きな遊びがたくさんあります。
「自然の中でのびのびと遊んでほしいけど、どこがいいかな?」
「いろいろな生き物がいる場所を知りたい!」
という方も多いはず。
そこで今回は、港北区内にある「自然を感じられるスポット」をご紹介。
前編では、港北区内に3か所ある「市民の森」を、
後編では、区内にある他のおすすめ自然スポットを編集メンバーがレポートします。
※どのスポットも、取材は5~7月初旬頃に行いました。
【前編】港北区内に3か所!自然いっぱいの『市民の森』編
自然スポットについて探る中で、
「市民の森って何?」
「行ってみたいけど、子連れ目線の情報がなかなか出てこない…」
と編集メンバーからも声があがりました。
そこで今回、今までありそうでなかった、市民の森への取材を決行しました!
市民の森とは
『昭和46年度からスタートした横浜市独自の緑地を保存する制度で、緑を守り育てるとともに、土地所有者の方々の御協力により、市民の憩いの場として利用させていただくもの』だそうです。
指定基準は『主に樹林に覆われたおおむね2ヘクタール以上の土地で、市民の散策や憩いの場として安全に利用できる区域』となっており、令和8年3月時点では、「市内48か所、約560ヘクタール」が市民の森として指定されています。
(横浜市の公式HP内 市民の森のページより)
≪もくじ≫
(1)綱島市民の森
(2)小机城址市民の森
(3)熊野神社市民の森
(1)編集メンバーHがレポート!【綱島市民の森】
「綱島市民の森」港北区綱島台12 (東急東横線綱島駅から徒歩10分)
公式ガイドマップはこちら
①取材時DATA
・1歳5ヶ月の子と自宅から徒歩(+ベビーカー)で行きました。
・地図アプリを頼りに向かいましたが、入口を探すのに少し手こずりました…。歩いている途中で看板を発見!草がたくさん生えている階段を上りました。




②全体の様子
・森の入り口手前までは住宅地でしたが、一歩森に足を踏み入れると雰囲気がガラリ。一気に「森」です。
・出入り口は3か所で、全て階段あり。綱島公園と繋がっている道が、一番階段が少なかったです。
・全体的に草木が生い茂り、道幅が狭かったり、木の根っこがボコボコしていたりと、少し歩きづらい箇所もありましたが、探索し甲斐があります!
・長細い形で、小さい子でも小一時間ほどで充分散策出来るくらいの広さでした。


◆大北谷神社跡


◆桃の里広場への道(左)と綱島公園への道(右)


③自然を感じられたポイント
・いろんな種類の鳥のさえずりが聞こえたので、バードウォッチングができそうでした。
・樹液の香りがする木があったので、虫の観察もできるかも?
・桃の里広場を見渡せる小さい展望台があり、花の季節はきっときれいな景色が見られると思います。
・蝶が飛んでいたり、枯れ木にキノコが生えていたりと、植物の種類も住宅地より多いので、図鑑を持って調べるのも楽しそうです。




④ワンポイントアドバイス
・ベビーカーは不向きです!西側にある桃の里広場近くの入口から入ると、桃の里広場まではベビーカーで行くことができますが、坂が急なので気をつけて進んでください。(今回は桃の里広場に一時的に置いて散策しました)
・5月中旬に行きましたが、蚊がかなりたくさんいたので虫除けスプレーは必須です!
・蜂に注意の看板があったので、藪の方に近づくときは十分気をつけてください。
・トイレや自動販売機などはないので、森の近くのコンビニで購入するのがおすすめです。
(トイレは綱島公園にもあります)
・ひのきの森広場には机と椅子(こちらは森の中なので葉っぱなど落ちていました)、
桃の里広場には東屋がありました。
・道にも落ち葉が広がっていました。濡れていると滑りやすいのでご注意ください。
◆桃の里広場(左2枚)とけやきの森広場(右2枚)




⑤感想
はじめは、私自身「そこまで面白い場所でもないかな?」と思ったのですが、息子は葉っぱや枝を拾ったり、展望台のあたりを歩き回ったり、葉っぱだらけの坂道を1人で登ろうとしたりと、とても楽しそうにしていました!帰ろうとすると、怒りだして「もっと遊びたい!」と泣いていました…。
私が訪れた際は、ランニングしている方1人とすれ違っただけでしたので、小さなお子さん連れでも気兼ねなく過ごせそうです。気軽に森林浴が楽しめるので、涼しくなり気候の良い時期にまた遊びに行きたいと思いました。

(2)編集メンバーKがレポート!【小机城址市民の森】
「小机城址市民の森」港北区小机町817 (JR小机駅から徒歩10分)
公式ガイドマップはこちら
①取材時DATA
・1歳8か月の子どもと、徒歩(+ベビーカー)で行きました。
・小机城址が近づいてくると、入口や貸し駐車場の案内がありました。
※市民の森の駐車場ではなく、近隣住民の方のご厚意で貸してくださっているようです。(2026年5月の情報です)




・小机城址市民の森の南側「根古屋」に到着。トイレはこちらのみです。
→個室3つと小便器(オープン)が横並びのつくりで、男女の仕切りはありません。
→おむつ替え台などもないので、シートなどを持参した方がよさそうです。電車を利用される方は駅で済ませた方がよいです。


②全体の様子
・本丸広場まではスロープがあるのでベビーカーで行くことができます。ただ、急な坂道なのでベビーカーを押す際には結構力が必要でした。
・小さい子は本丸広場で遊ぶのがおすすめ!イベントも本丸広場で開催されることが多いようです。
◆本丸広場


・二の丸広場やその先は大人だけ歩いて登って見てきました。急な階段などもあるので、3歳児くらいのお子さんなら、大人と一緒に登れそうです。結構起伏がありました。
・竹林から広場に出ると開放感がありました!
・「続日本の100名城」に選ばれていて、解説付きの小机城ツアーが開催されているので、お城好きの方におすすめです。
◆二の丸広場(左2枚)と櫓跡・空堀



③自然を感じられたポイント
・子どもは地面でアリの観察をしていました。
・風が吹くと笹の葉が舞い落ちてきて、上を見上げると竹の緑色と空の青色がきれいで風情があり、親としては気分転換になりました。
・竹の香りや笹の葉を踏みしめる音が心地よかったです。




④ワンポイントアドバイス
・トイレは根古屋広場1か所のみ。おむつ替え台なし。
・5月でしたが蚊が多く、虫除け対策は必須です。
・9時頃到着しましたが、すでに暑かったです。気候によっては暑さ対策も必要そうです。
・ベンチ、テーブルは本丸広場と二の丸広場に1,2か所ありました。
・毎月第二水曜日は、小机駅のエレベーターが点検のため使用できないのでご注意ください。(2026年5月の情報です)
◆本丸広場のベンチ

⑤感想
小机城址市民の森では様々なイベントが催されているので、イベントに合わせて行くと子どもも大人も楽しめそうです。
階段の上り下りが多いので、結構体力がいると感じました。小学生以上のお子さんでも、いい運動になります!
☆イベント情報☆
4月は小机城址まつり、竹の子掘り(前日までに予約必要)、10月はちゃんばら合戦、11月は竹灯籠祭りなどがあり、ちゃんばら合戦では竹槍で風船割りをしたり甲冑を試着したりできるそう。イベント時には屋台もでます。
また、小机城址ガイドツアーも開催されています。(次回は2026年11月29日(土))
小机城址まつりについては、ココマップ編集メンバーによるブログでもご紹介しています♪
・初めて「小机城址まつり」に行ってきました!
小机城址市民の森では「竹灯籠まつり」が開催されます。
都筑区にある横浜国際プール林浴の庭でも同じイベントが開催されており、そちらについてのブログも掲載しているので是非合わせてご覧ください♪
・竹灯籠まつりに行ってきました!
(3)編集メンバーIがレポート!【熊野神社市民の森】
港北区師岡町1109 (東急東横線綱島駅から徒歩10分、または大倉山駅から徒歩15分)
公式ガイドマップはこちら
①取材時DATA
・2歳2か月の子と徒歩で行きました。
・地図検索では自宅から徒歩15分くらいと出ていましたが、アップダウンがあるので20~30分くらいかかることを覚悟して出発。
・「森」とつく場所なので、
◎虫よけ対策のアロマ ◎蚊取り線香(携帯タイプ) ◎レジャーシート ◎子どもの着替え(プレイウエア)
をいつものお出かけセットにプラスして出発しました!
・神社付近にはコンビニがないので、綱島街道沿いのコンビニで飲み物や食べ物を購入しました。
・綱島街道から熊野神社へ向かう道へ入る角に石碑が置かれています。 ここから先はアップダウンが多く、しかも交通量が多いのに歩道がない道になりますので、お子さんと歩いて向かう方は要注意です。
・息子は石碑前で気合をいれたポーズ!!(笑)

②全体の様子
・神社前には「いの池」という池と、木陰で休めるベンチ、水飲みと手洗いができる場所がありました。 お天気が良かったので、少し休憩できる場所はありがたかったです。
・息子もしばらく池の周りで木の葉や枝を拾い集めて遊んでいました。 2歳くらいだと、このスペースだけでも十分楽しめそうです。
・池にはカメがいて、見つけたとき喜んで何度も「カメさーん」と呼んでいました。
・大きな石もいくつかあるので、登ったりベンチのように座ったりして過ごせました。 通常のベンチもあるのでここで休憩したり、お昼ごはんを食べたりするのも良さそうです。



・熊野神社市民の森の地図があったので確認すると…とても広いことがわかりました。 今回は熊野神社付近の市民の森を探索してみました。
※熊野神社市民の森は2つの地区に分かれており、もう一方は樽町にある杉山神社周辺に広がっています。こちらには天神平広場という広場やテーブルつきのベンチなどがあります。春は桜がきれいですよ~!


(こちらは2025年4月に撮影したものです)
・神社の鳥居の先は長い階段になっていて、登りがいがありました。息子も階段を登り切れて誇らしげでした。
・ベビーカーの方は横にある坂道から境内に上がっていくことができますが、なかなか急な坂です。気合を入れて押してください!
・境内の裏手に、森に入っていける階段があります。 そこからさらに登っていくのですが、木や土で作られている階段なので、2歳の息子は登るのに悪戦苦闘している様子でした。 木の葉や花などが見られるのでここでもだいぶ時間をかけて登っていくことになりました。
・ベンチとテーブル、屋根付きの休憩スペースがあります。



③自然を感じられたポイント
・森の開けた場所につくと大きな木々に囲まれていて、日差しを遮ってくれているので涼しく、風が心地よかったです。
・持ってきた蚊取り線香を焚いて虫対策をしながら、息子と鳥の鳴き声や風の通り抜ける音を聞いて、葉っぱや小枝を拾って遊びました。
④ワンポイントアドバイス
・虫よけグッズは必須です。
・お手洗いは熊野神社にしかないので、先に済ませておいた方がいいです。
・かなりアップダウンがあるので、移動に時間がかかることを想定して余裕をもって出かけてください。
⑤感想
近くの公園では味わえない、自然に触れ合える時間でした。小枝や葉っぱなど、森ならではのもので遊ぶ子どもの姿が見られるのは、私自身も勉強になりました。
木陰で休める場所も多くあったので、時間に余裕をもってまた連れて行ってあげたいなと感じました。
