はじめに
保育園や幼稚園に入る前の”自宅保育”の時期、赤ちゃんがねんねからハイハイ、よちよち歩きと成長していく様子や、少しずつ言葉を覚えて色々なことを伝えてきてくれる様子はとってもかわいいですよね。
でも、
「誰か大人と話したい・・・」
「こどもはかわいいけど、ずっと二人きりは疲れちゃう」
「まだねんねばかりの子とどうやって遊べばいい?」
「遊びのネタが尽きてきたから他の遊びが知りたいな」
など、いろいろな悩みがあるかもしれません。
そこで!
「みんな、毎日何してる?」
今回ココマップメンバー以外にも、港北区と近隣地域に住む子育て中のママ・パパに広く呼びかけてアンケートをとりました。乳幼児期にこどもが好きだった遊びや、ママ・パパが悩んでいたことなどについて、たくさんの回答が集まりました!
今こどもとの過ごし方に悩んでいる方は「自分だけじゃなかった!」と思えるかも。もう乳幼児期は終わってしまったという方は「うちもこんなことあったなあ」と懐かしく思うかもしれません。
Q. 普段どこで過ごすことが多い(多かった)?
(1)ねんね~ハイハイ期
■ひろばなどで過ごす
- ハイハイするようになってから、「ひだまり」(親と子のつどいの広場)でよく遊んでいた
- まだ低月齢でおもちゃで遊べないので「どろっぷサテライト」(港北区地域子育て支援拠点)のイベントに参加したり、赤ちゃん会へ手遊びを習いに行っている
- 「どろっぷ」(港北区地域子育て支援拠点)へ行っていた。考えて遊ぶおもちゃが豊富だし、他の子を見て成長段階の見通しがつくのがよい
- 子育て支援者会場。同じ年齢のお友達ができて、親も安心できたなと思う
- 大倉山Rojiハウス(認定NPO法人びーのびーの 産前産後のおうち)。少人数だしスタッフの方もこどもを見てくれるので安心して過ごせた
低月齢の頃は、どろっぷやつどいの広場など子育て支援施設を利用する人が多かったようです。ねんねで過ごせる場所は貴重ですものね。
「自分の気分転換」「他のママと話せる」「スタッフに相談できる」「先輩ママ・パパに色々教えてもらえる」など、親が楽しく過ごせる場所、息抜きできる場所として挙げられていました。

■おうちで過ごす
- こどもとの外出は自分の中でハードルが高かったので家で過ごすことが多かった
- 自家用車がなく、電車移動も大変でどろっぷなどの子育てひろばも近くにないので、家で過ごしていた。そのぶん家にたくさんおもちゃを用意した!
- 赤ちゃん会で知り合った月齢の近い友達の家へよく遊びに行っていた

もちろん、家で過ごすのもいいですよね!低月齢のほうが荷物も多くなりますし(おむつやミルクなど)、授乳できる場所を探すのも大変です・・・。
具体的な遊びについては「みんな毎日何してる?乳幼児との過ごし方(中編)」に載せていますので、おうち時間の参考にしてください♪
その他の回答
- ベビーカーで毎日ひたすらお散歩していた
- 外にいるとこどもの機嫌がいいので抱っこ紐でお散歩していた。知らない場所を散策するのが楽しいし、いい運動になる!
- 月一回の赤ちゃん会でいろんな人に会えるのが楽しかった
- 昼間よく寝る子だったので、ベビーカーや抱っこで自分が行きたい場所へおでかけしていた
- 助産師さん主催のヨガ。そこで知り合った親子や助産師さんに会うのが心の支えだった
- NPO法人100smile主催の「抱っこ講習」や「パパサロン」に家族で参加

(2)歩きはじめ期
■外で過ごす
- ほぼ毎日公園にいた。ウロウロ歩くだけでこどもは楽しんでいた
- 落ち葉や石、植物など家にない刺激がたくさんあるのでよく公園に行った。屋外だと食事のとき汚れたりこぼしたりしても気にならない♪
- どろっぷの砂場でハイハイ。ゴミやガラスが落ちていなくて安全だし、お湯が出るので夏以外もどろんこ遊びがしやすいのが魅力
- 1歳ごろからプレイパークに行っていた
その他の回答
- 公園はまだ早いかなという時期は、地区センターのプレイルームに行っていた。家にないすべり台や大きめのおもちゃで楽しんだ
- トレッサ横浜のリヨン広場(屋内イベントスペース)。広くて安全で、暑さ寒さや天気に関係なく過ごせる
- どろっぷに行きたかったが当時コロナ禍で休館してしまったので、ひたすら公園に行っていた
(3)走り回れる期
■外で過ごす
- 公園でブランコや砂場遊び
- イヤイヤ期は毎日外に出たがったので早朝から夕方まで外遊びをしていた。2歳以降は広い公園でお友達とキックバイクで遊ぶことが多かった
- お友達と公園に行っていた。お互いの動きをまねするなど刺激し合っていた
- 体力がついてきたこどもを疲れさせることに、とにかく一生懸命。保育園の園庭開放は道に飛び出す危険がないし先生に話を聞いてもらえるのでよく行っていた
- 見学を兼ねて気になる幼稚園の園庭開放に行っていた
- この時期にこそできる、目的を決めないお散歩。工事現場をじっと見学したり、何度も同じ階段を上がったり、時間に追われずゆったり過ごした
■室内で過ごす
- 図書館に行って好きな絵本を見つけたり、おはなし会に参加した
- 隔週や期間限定など、無理のない程度にリトミックなどの習いごとに行っていた
(2)「歩きはじめ期」(3)「走り回れる期」は、公園で過ごす人が増えた印象でした。入園を見越して園庭開放へ行く人も多いようです。「外に出て体力を削らないと昼寝をしない」「イヤイヤ期で外に出たがる」という回答もあり、ママ・パパたちの毎日の頑張りが想像できます・・・。
ココマップでは港北区の公園や定期開催の公園あそび・プレイパーク情報を紹介しています。お出かけ先に困ったら参考にしてみてくださいね。

ココマップメンバーに聞いた「みんなの経験談」

【ココマップメンバーH・2歳のママ】
娘が赤ちゃんの頃は、連れて出かけることにストレスを感じていて(ミルクや離乳食のこと、おむつ替えはどうしよう、など毎回考えるのが大変)、でもどこかへ出かけなきゃという葛藤もありました。月一回のココマップ編集会議や赤ちゃん会など、日にちが決まっている予定を入れて少しずつ出かけるようにしました。
こどもが歩きはじめてからは、少しずつ自然と出かけることが増えて周りと関わるようになっていきました。
ココマップメンバーより
「今日は何をしよう?何をすればいい?」と悩むときは、赤ちゃん会や読み聞かせの会、園庭開放などの「定期的なイベント」に参加したり、「子育てイベントや講座」を探したりするのもおすすめです。「第3木曜日のお話し会だけは毎月行ってみよう」「月2回は園庭開放に行こうかな」など、無理せず予定を立ててみてください。
もちろん、どこにも行かなくたっていいんです!笑
「なんとなく『外遊びさせなきゃ』という義務感のようなものがあった。今思えばそんなに頑張りすぎなくてもよかったんじゃないかと思う」
という回答もあり、印象的でした。
「これをしてあげたい」「ここに連れて行ってあげたい」と思う気持ちも大切ですが、どうか頑張りすぎないでくださいね。
「みんな毎日何してる?乳幼児との過ごし方(中編)」では、こどもが好きな遊び・ハマったことなど具体的な過ごし方をご紹介します♪