どうしてるみんなのルール

子どもとおもちゃ・TV・スマホ かかわり方どうしてる?みんなのルール(1)

子どもと「おもちゃ」・「テレビ」・「スマホ」とのかかわり方は、子育て家庭共通の悩み。アンケート形式でココマップ編集メンバーの我が家のルールを聞いてみました。

おもちゃとのかかわり方

おもちゃを買うのはどんなとき?

1位 誕生日やクリスマスなどの記念日 (6人)
2位 子どもが興味をもったときに(3人)
3位 子どもの発達に合わせて(2人)/頑張ったときのごほうびに(2人)

その他の回答(子どもの年齢別)

0~1歳

  • シャボン玉や安価なものはとくに理由なく買っている
  • おさがりやプレゼントをいただく機会が多いこともあって、購入したおもちゃはあまりない

2~3歳

  • 知育おもちゃはお友達などからお薦めを教えてもらったときに夫婦で相談して買っている(最近はパズルや文字系を購入)。小さめのおもちゃは飽きるのも早いし、置き場がないので2歳半ごろから買うのをやめた

4~6歳

  • 4歳ごろから子ども自身が欲しいものが出てきたため、記念日のおもちゃは子どもと相談して買うようになった。祖父母から臨時で買ってもらえる時も事前に欲しいものを伝えている
  • 記念日は本人が欲しいものを買うようにしていたが、最近はおもちゃより本や図鑑をリクエストされるのでおもちゃはあまり買っていない

おもちゃを「ごほうび」としてあげることはありますか?

YES (5人/13人中)

「YES」の理由・ごほうびのルール

  • 運動会や発表会など、とくに本人が頑張ったと自覚があり、親自身も納得したときに買う。事前の約束はしないようにしている(7歳)
  • パパがあらかじめ買っておいたおもちゃを、お手伝いを頑張ったり苦手なものを少し食べられた、などなにかを達成したごほうびとしてあげている(4歳)
  • 自粛期間中、文句も言わずにできる範囲で楽しみを見つけてくれた息子。自粛明けによく頑張ったね、とおもちゃを買ってあげた(6歳)

NO (8人/13人中)

「NO」の理由

  • 子どもがまだ幼く物欲がないため(1歳)
  • 毎回買ってあげることはできないので(3歳)
  • 祖父母からテレビ電話で褒めてもらうのが一番喜ぶので(4歳)
  • ごほうびは言葉をかけたりスキンシップで十分だと思っている(2歳)
  • 以前は頑張ったごほうびにおやつをあげたりしていたが、子ども自身が「これを頑張ったからおやつ食べていい?」と言う時期があり、よくないと思いやめた(4歳)

★ごほうびにまつわるエピソードをご紹介(6歳&1歳のママ)

6歳長男がある日「どうしても欲しいものがあるから、お手伝いをしたら買ってくれるか」と交渉してきたため、やらせてみることに。『4つのお手伝いを10回分できたら買ってあげるよ』と約束し、お手伝いをするたびにシールを貼っていきました。
弟(1歳)が遊び程度に手伝ったときにもおまけでシールを貼っていたのですが、その分はカウントせずに自分が獲得したシールのみで40枚集め、みごとにおもちゃをゲット!達成感もあり非常に喜んでいました。
目的をもって頑張る良い経験になったと思います。

おもちゃの買い方・選び方 こんな工夫をしています!

「おもちゃレンタル」を利用する(4歳・ママ)

「おもちゃレンタル」とは・・・
子どもの成長や好みに合わせて、おもちゃを定期的に発送・交換してくれる定額制のレンタルサービスのこと。

★実際にサービスを利用していた編集メンバー(4歳・ママ)の感想

■利用していたサービス
1歳~4歳の誕生日まで『トイサブ』というおもちゃレンタルサービスの2ヶ月に1回6種類のおもちゃが届くプランを利用していました。

■知ったきっかけ
NHK のニュース(SDGs持続可能な社会の特集)で紹介されていました。

■始めた理由
【1】元々自分がミニマリストを目指していて(夫からは少し迷惑がられていますが…)物を増やしたくなかったから
【2】子どもの発達のために、月齢に合った上質なおもちゃに触れさせてあげたいと思ったから

■良かったこと
【1】プランナーさんが月齢に合ったおもちゃを選んでくれる。
アメリカはもちろん、ドイツやデンマークなど海外のおもちゃも多かったです

【2】おもちゃの遊び方解説シートに、こんな遊び方もできますよ、遊ばないときはこうしてみてください、など詳しく書いてくれている

【3】返却時のレビュー(よく遊んだか5段階で評価&遊び方や感想など)を見て、次回に個人の興味に合ったおもちゃを選んで入れてくれる
娘がままごとが大好きだったときは、ティーパーティーセットやコーヒーメーカーセットなど

【4】図書館の本なども同じですが、みんなの物をお借りしている、だから大事に使おう(もちろん自分の物でも大事に使わなくてはいけませんが)、返さないと新しい物は借りられないということが理解できた

■同様のサービス
キッズラボラトリー
ジニーキンダー
イクプル
などがあります。最近少しずつ増えてきているようです

「おもちゃの延長はできる?」
まだ遊びたいおもちゃは延長ができました。例えば1個延長すると、次回は5個だけ新しいおもちゃが届きます。また、気に入ったおもちゃは低価格で買い取ることもできます

「見立て遊びがしやすいおもちゃ」を選ぶ(2歳・ママ)

「見立て遊び」とは・・・
飲み物の入っていない容器をコップに見立てて飲むしぐさをするなど、子どもの発想力をもとにしてする遊びのこと。見立て遊びをすることで人の気持ちを理解できたり、想像力が養われるといわれています。

★元保育士の編集メンバー(2歳・ママ)がおすすめする「見立て遊び」

■おもちゃを選ぶときに心掛けていること
保育士として働いていたので、その時に感じたり学んだ経験から、子どものおもちゃを選ぶときは遊び方が決められているものより、何通りかの使い方ができるものを選ぶようにしています

■道具を使った「見立て遊び」

見立て遊びのおもちゃ

→お金、ご飯、氷などに見立てています(大体はおままごとで使っています)
このおもちゃのもともとの遊び方としては、穴に入れる、紐通し、並べて形にする、並べてすごろくにする(サイコロがついています)のようです

どんぐりをおもちゃ代わりにしている写真

→ただのどんぐりですが、これもおままごとに使ったり、私が薬を飲んでいた時は、薬として真似して使ったりしていました。
そのままどんぐりとして飾ったりビー玉のように転がしたりしています

積み木セットの写真

→こちらもただの積み木ですが、積み木以外に携帯電話や小さい動物の椅子やベッド、車として使ったりもします

ガーゼおくるみ

→ガーゼおくるみです。
ぬいぐるみのおくるみとして使うこともあれば、床に敷いてレジャーシートにしたり、棚にテープでとめて隠れ家を作ったり、羽織ってマント代わりにしたりして遊んでいます

ガーゼおくるみを屋根にして作った隠れ家
ガーゼおくるみの屋根の隠れ家の中で遊ぶ子ども

娘は2歳になったばかりなので、まだ「見立て遊び」の種類が少ないですし、ご紹介した中には「見立て遊び」と呼ばない使い方もあるかもしれませんが、自分が働いていた幼稚園では、ブロックをおままごとに使ったり、お金に使ったり、宝探しの宝にしたり、いろんな「見立て遊び」をしていました。
また、布や手拭い・棒(ラップの芯など)・空き箱などもかなり遊びの幅が広がるのでおススメです!

★「自粛期間中のおうち遊びの工夫」エピソードをご紹介(4歳のママ)

自粛期間中は、幼稚園のママ友と情報交換をして身近なものを使って親子で遊べるものを作っていました。

お互いに「こんな遊びが盛り上がったよ!」と自分たちの体験を報告しあったりして親も子も貴重な機会だったと思います。
自粛期間が終わった現在(2020年10月)でも、身近なものを使って遊ぶということは続いていて、最近は紙コップ工作にハマっています。

家で過ごす時間が長かったからこそ、身近なもので遊ぶ楽しさを親子共々知ることができた気がします。

おもちゃにまつわる悩みを教えてください

1位 増えすぎて収納に困る (8人)
2位 捨てるタイミングがわからない(4人)
3位 パパ・親戚が何でもない日に買ってきてしまう(2人)

その他の回答

  • 洗えないおもちゃだと除菌ができなくて心配(1歳)
  • 商業的すぎるおもちゃ(アニメをもとにした次々に新しいキャラクターやシリーズが発売されるようなもの)を欲しがるようになったらいやだなと思っている(4歳)
  • 兄(7歳)は思い入れが強く全く捨てたがらないのでどんどん増えるが、妹(3歳)は思い入れがまったくなく、すぐ飽きて捨てていいと言い新しいおもちゃを常に欲しがる

ダントツで多かった「おもちゃ収納の悩み」。大人の持ち物とちがって「量が増える」「形や色がバラバラ」「使うタイミングが決まっていない」などなど、片付かない理由がたくさんあるのがおもちゃ収納なんですよね。
それだけでなく、子ども自身に片付けを身に着けさせる練習の場でもあったり・・・。

そんな悩みに頭を抱えるパパママのために、今回、収納のプロに「おもちゃ収納のポイント」を教えて頂きました!
おもちゃ以外の持ち物にも応用できそうな収納術です!ぜひ参考にしてくださいね。

整理収納アドバイザー 弘瀨美加さんに教わる「おもちゃ収納のポイント」

  • モノの量を決める

例 :ケースや籠などのおもちゃ入れを決めて、そこに入らなくなったら、どれかを処分するというルールを作る。モノが増えたからといって収納家具を増やしていては使わないものが増えるばかり

  • 子どもにも片づけがしやすい環境つくり

例 :細かくモノを分類して片づけることは難しいので、○○ちゃんのおもちゃは、この籠やケースにと、お子さん専用のものを与えて、そこに片づける役割を与える

  • 部屋の見え方を考える

例 :その部屋に入る時、ドアをあけて見える範囲に雑多に見えるおもちゃなどを置かない。見えないところを収納場所にすると、部屋の印象も変わるので、「散らかしてー!」とか「ぐちゃぐちゃ」とか言って、子どもにお小言をいうことも減る

家の中の収納の参考写真
  • 半透明の収納BOXに収納する

ぼんやり中身が見える半透明のBOXだと中のものがわかるので、探しものをして散らかることが減る

◆整理収納アドバイザー 弘瀨美加さん HP ◆
comfy-living

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