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◆知ってて良かった!小児救急のかかり方(全6回)

第1回第2回
第3回第4回
第5回第6回



◆その時どうする?
 子どもの病気・怪我◆
−インタビュー編−

横浜市の小児医療は
どうなっているの?
健康福祉局医療政策課に直撃インタビュー。


2011.3.27

【2010年度】 知ってて良かった!小児救急のかかり方

第6回

「救急蘇生法」ついて

 

横浜労災病院で小児救急を担当されている

松島先生のコラム

 

ココめ〜る 2011.3.25(金)号外にて配信された内容です。

この文章の無断転載を禁じます。

 


こんにちは。横浜労災病院で小児救急を担当している松島です。

3月6日(日)にトレッサ横浜で開催されたこどもの救急蘇生法の講師を務めさせて頂きました。モチベーションの高い皆さんとご一緒できて、非常によい会だったと思います。ただ講習会は少人数の定員制で、募集開始当日には満員になってしまったので、今回は講習会の内容についてまとめてみたいと思います。

■蘇生法の手順
 1.反応がなければ、直ちに119番通報とAEDを持ってきてもらいま
しょう。
 2.普段通りの呼吸があるかどうかを確認します。
 3.反応と普段通りの呼吸でなければ、心肺蘇生が必要です。

   ただちに胸の真ん中を押してください(胸骨圧迫)。
 4.胸骨圧迫30回、人工呼吸2回を繰り返し行います。

   このとき大人であれば人工呼吸を省略しても構いませんが、

   こどもには出来るだけ人工呼吸をしましょう。
 5.AEDが到着したら、すぐにAEDを使用します。

■胸骨圧迫のポイント
強く早く絶え間なく行うことが重要です。強くとは、大人で5cm以上、

小児や乳児では胸の厚さの約1/3を押すことです。このとき大人には両手で、

小児には両手か片手で、乳児には2本指で押します。早くとは、1分間に少なくとも100回以上のテンポで押すことです。
胸骨圧迫の中断時間を出来るだけ少なくするため、人工呼吸に時間がかかるようなら、人工呼吸は省略します。

■AEDのポイント
AEDは乳児を含めて全年齢に使用可能です。そして重要なのは、AEDの音声ガイドに従うことと、安全に使用することの2点になります。扱いは簡単ですが、機会を見つけて1回練習することをお勧めします。

PUSH!PUSH!PUSH!PUSH!

もっとも重要なのは次の4つのPUSH(「押す」の意)です。
 1.あなたの行動をPUSH。何かの行動を起こすことが大事です。

   それ以上悪くなることはないので、間違いをおそれずに。
 2.119番をPUSH。意識がなければ早期の通報が必要です。
 3.胸をPUSH。強く早く絶え間なく、押しましょう。
 4.AEDのボタンをPUSH。

■おわりに
 今回のお話は蘇生法についてでしたが、そうならないようにするには前回お話しした事故の予防が大事になります。
これにて医療の号外はおしまいです。さあ、みなさんの「
子育ての力」は増えましたか(^v^)