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◆知ってて良かった!小児救急のかかり方(全6回)

第1回第2回
第3回第4回
第5回第6回



◆その時どうする?
 子どもの病気・怪我◆
−インタビュー編−

横浜市の小児医療は
どうなっているの?
健康福祉局医療政策課に直撃インタビュー。


2011.3.1

【2010年度】 知ってて良かった!小児救急のかかり方

  第1回

救急で医療機関を

受診したほうがよいの?

 

横浜労災病院で小児救急を担当されている

松島先生のコラム

 

ココめ〜る 2010.11.26(金)号外にて配信された内容です。

この文章の無断転載を禁じます。

 


はじめまして。横浜労災病院で小児救急を担当している松島です。

当院の救急外来では、1年間に約1万人のお子さんを診療させて頂いております。

その経験を生かして、定期的にメールさせていただくことになりましたので、

よろしくお願いいたします。

 

 さて、どなたも夜やお休みの日に、お子さんの具合が急に悪くなったことを経験されていると思います。

 今回は、そのような時に「医療機関を受診すべきか?」についてのお話です。 

 

 まずお子さんの病気のほとんどは、実は医者や薬が治しているのではなく、自然に治っているということを知ってください。では私たち小児科医の仕事は何かというと、重症な病気が隠れていないかどうかの見極めと、ご家族に病気についての説明(治る過程や療養方法、再診の目安など)をすることだと考えています。

 

 そうはいってもお子さんの具合が急に悪くなった時、やっぱり心配ですよね。

そこで一番大事なのは、全身状態が悪くないかどうかです。名前を呼んで刺激をしても、視線が合わず、ぐったりしている場合。赤ちゃんであれば、泣かないというのも心配な症状です。そのような場合はすぐに医療機関を受診して下さい。逆に高熱でも元気があったり、すやすや寝ているような時は、大丈夫なことが多いです。

 

 あとは身近に参考にできるものがあれば便利です。

例えば(1)横浜市発行「小児救急のかかり方HANDBOOK」(横浜市ホームページからダウンロード可)や、インターネット上では(2)日本小児科学会監修「こどもの救急」(http://kodomo-qq.jp/)は参考になります。

 また電話での相談が希望であれば、(3)横浜市では平日は18時、土曜日は13時、日祝日は9時から翌朝9時まで(TEL 045-201-1174)で、看護師さんがアドバイスしてくれます。

 

 もちろん普段からお子さんを見ているお父さん、お母さんの直感も重要です。

ただ医療機関を何度も受診すると、別の風邪をもらってしまう、またお子さんも受診することで疲れてしまう場合があるなど、よいことばかりではありません。

 

 みんなで「子育ての力」を増していきましょう。


次回は「医療機関を受診する際の注意点は?」についてです。